MUKU-DATA  チーク 玄関ドア用に製材  2300 250x12mm

チークの盤を製材しました。
玄関ドア用として、少し巾のあるもので4枚接ぎとなります。
フリッチ盤から製材しましたので木目の同じ共木となります。

しかし、製材に立ち会いながら、この木を触っていると、
やはり、いい木ですね。
チークはいいって言われ続けていることの意味を実感します。
油分が多く、粘りもあり、挽きたては色は薄いのですが、
みるみる色が変化して濃くなってきます。

フリッチに鋸、
最初の一枚は、現地で挽き割った際の荒々しい鋸目痕がいい感じで残っていますので
これはその部分を残した棚板用にと、その鋸目痕を残して 45mm厚で製材です。

挽き肌を見るとわかるように、大鋸屑が表面に付着しています。
(通常は大鋸屑は吹き飛んでしまいます)
チークの油分がある為です。
手で触ると、しっとりとして、手全体が薄っすらとオイルで塗り込まれたようになります。

以前も初めてチークを挽きわかった事ですが、
挽いたばかりの時は、白々しているのですが、
数分でみるみる色が変わっていき、
数十分するとある程度のチーク本来の色に落ち着きます。
その後は、
年数をかけてもっと深く濃い色にじっくりと熟成されていくのかと思います。

玄関ドア用に製材した板4枚を並べてみました。
とてもいい感じです。

このままのラフな挽き肌を残して製作しても良さそうです。
当然、キッチリ鉋で仕上げるのもいいでしょうね。

黒皮の鉄のハンドルをつけて・・・
なかなかいい感じのドアになりそうですね。

完成したら、見せてもらおう。。
楽しみです。

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